【おすすめ 本】ドクター・ホワイト

おすすめ 本

今回紹介する本は医療系小説の【ドクター・ホワイト】です!

最近ドクター・ホワイトというドラマが放送されていましたね!実はドラマ化していること知らなかったんです

私は小説から作品に触れたのでドラマは見てないのですが、いつかドラマも見てみようと思います!

あらすじ

主人公が謎の美少女・白夜と公園で出会うことから始まります。素性を全く明かさない少女だったが、主人公の持病である胃痛の原因を言い当てました。さらに、主人公の知人の病院に連れられた少女はそこで数多くの疾患を言い当てました。

少女はいったい何者なのでしょうか。数々の診断を行う少女を様々な思惑が取り巻きます。

ードクター・ホワイト帯からー

作者紹介

著者は樹林 伸先生

金田一少年の事件簿、bloody monday サイコメトラーEIJI等の漫画作品の原作者です

ードクター・ホワイトからー

本の感想

2度面白かった

私は中学生の頃にこの本と出会い購入しました。その当時は医療ドラマや知識にとても関心があったためこの本を手に取りました。当時は全く知識がなかったので、小説のストーリーに惹かれ読み進めていた気がします。

現在は医療関係の仕事を就くにあたり、小説の中の診断や治療内容を理解しつつストーリーを読むことができ面白さが増しました。

また、患者は主な病気だけでなく様々な病気を抱えているため診断の難しさが分かります。さらに少女の凄さが分かるようになりました。

 

登場人物が個性的

特徴なのが、活字でもわかる個性豊かな登場人物たちです!

女性と遊ぶことが好きでプライドが高い皮膚科医、憎めない精神科医、昇進を目論む循環器内科医等々、やはり実写化したときにキャラクターを出しやすい登場人物となっています。

そのため、読んでいても人物に混同することはまずまずないのではと思います。

読み応えがあるが、読みやすい

本編は300ページほどあり、見た目から読み応えがあります。患者から色々な話を聞き状況や背景を把握し、根拠を集め病名を診断していくため推理小説としても楽しめ医療系という専門的な内容であるため読み応えがあります。

しかし、医療系の本のように注釈があるのではなく主人公自体が医療には素人の人間であるため本の内容の中で説明してくれるため、わざわざ注釈を読む必要がないところが読みやすい理由の一つであると考えます。

また、一章、一章で完結しているため短編として読むこともできます。しかし、一章、一章に伏線や繋がりがあるため大きなストーリーもあり読むごたえもあります。

医療系特有の派閥がない

この小説の中で病院の経営関わるような内容は出てくるものの、病院の中での派閥や明らかな責任の擦り付けあいなどドロドロした部分が少ないように思われ、従来の医療系とは異なるような気がしました。

そのような医療ドラマや小説に飽き飽きしている人はきっと新鮮に感じると思います。

最期に

私は医療関係の仕事についてから医療系の作品を見たり読んだりすることができなくなりました。しかし、この本は手に取ってみようと思うことができ知識を持った上でみる医療系作品の面白さに気が付きました。

もちろん、知識が無くても読むことができる作品であり医療系、推理小説、ミステリーが好きな方にはぜひ読んでほしい作品です。

この小説の最後には次の作品に繋がるような伏線も出てくるので、続編があるかもしれなことも楽しみです!

ドラマを見た人も比較して読んでみてください。

 

 

 

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